VSO、承認後の変更・保存証拠・相互運用の研究更新を公開
2026年10月31日23:28 JST時点で確認したマージ済みの更新を、3つの研究対象に分けて紹介します。以下は公開された固定版と自社CIの記録に基づく説明で、このお知らせのために実験を再実行した結果ではありません。
研究段階 — 未採択・独立再現未成立
提案と実験的拡張は未採択、第三者による独立再現は未成立です。複数OS・言語・Python版での自社CI成功や、保存済み証拠の再検証は、独立した新規実行、正式採択、完全適合、本番保証、認証を意味しません。各件数は対象別に示し、合算しません。
1. Evidect #27:承認後の変更と別プロセスで観測した結果
既存の認可ゲートを変更せず、合成ファイルの実測バイト列・固定した送信先・観測プロセスの識別情報に、別のEd25519承認を結び付ける実験を追加しました。実行前に再計測し、子プロセスが2つの固定ジャーナルを読み取って、判断と観測結果を区別します。Ubuntu 24.04/macOS 15、Node 22の自社CIでは、各環境で既存37テスト、追加43テスト、合成8ケースの期待判定一致を確認しています。正常実行、承認後の3種類の変更、通常の拒否、拒否後に試験制御側が意図的に作る矛盾、書き込み前後の観測喪失を扱います。矛盾はCONTRADICTION、観測喪失はnull/INDETERMINATEのまま残します。同一ホスト・同一UIDで管理する別プロセスは、独立した評価主体ではありません。注入した矛盾は、拒否されたエージェントが外部操作を実行した証明ではありません。報告は未署名で、ファイル測定は読み込まれたコードの証明や一般的な確認後変更の解決を示しません。
変更・CI対象HEAD: evidect-site PR #27 · 1773a41fff38a056cdd9ac894c932590633a0dca · 自社CIの実行記録
2a. VAP #39〜#41:保存期限と削除証拠を分けて評価
文書上の保存・削除条件を整理し、既存の削除評価器を変更しないオフラインのincident-retention-adapter/0.1と、別枠のレビュー引き継ぎ資料を追加しました。処理場所、学習利用、期限、例外、対象を限定した削除主張を分け、要求・提供者・テナント・アカウント・対象・内容との結び付きを確認します。期限が来ただけで削除済みとは判定しません。Python 3.12/3.14の各自社CIで、追加42テストメソッド、16/16合成シナリオ、16/16保存証拠の再検証が成功。既存20テストと23ケースは別枠で維持されています。#39・#41の文書整理自体を、新しい試験成功件数には数えません。このアダプターは実際の削除を行わず、本番提供者の接続、全コピーの消去、法令適合を証明しません。
変更・CI対象HEAD: vap-spec PR #40 · f6c0d5f1eaef8dd971963cbfd667e42817a94652 · 自社CIの実行記録
2b. Evidect #22〜#26:受領後の追跡と対象を限定したレビュー判断
関連文書、保存証拠の受領、継続確認、署名付きレビュー判断と操作手順を追加しました。OPEN、CLOSED_REVIEW、REOPEN_REQUIRED、UNASSESSABLEを分け、原本と過去の所見を残し、証拠や期限・例外条件の変化を再評価します。Python 3.12/3.14の各自社CIで、72テスト、受領4ケース・追跡4ケース・操作手順12ケースと、それぞれの保存証拠再検証が成功しました。CLOSED_REVIEWは限定した作業上の判断であり、削除成功・統制の合格・法令適合・認証ではありません。受領側ポリシー、現在の判断を選ぶ記録、履歴、時刻は別途与える未署名の前提です。試験制御側が合成の判断も作るため、実在する審査者の身元、人のレビュー、独立再現を示しません。過去の保存証拠58ファイルは保持されています。
変更・CI対象HEAD: evidect-site PR #26 · 989f63e9a521eea068f53fcd6d74361cb968788a · 自社CIの実行記録
3. VAP #1:Python/Nodeの実験的な相互運用デモ
vap-interop-demo/0.2.0では、証拠パックとは別に渡す信頼設定、役割ごとの鍵、対象・順序・件数・記録の対応を照合します。限定したDEMO-ASCII-SAFEINT-JSON-v1形式とRFC 6962の木の分割を用い、曖昧な数値、重複キー、未対応フィールドなどを拒否します。Python 3.12/Node 24を用いる自社CIで32 unittestメソッドが成功し、両CLIが正例2・負例6の計8ベクトルを期待どおり判定しました。負例は所定の失敗判定・終了コードを必要とし、クラッシュを成功に数えません。11個の生成ファイルのバイト一致も確認しています。これは研究用の独自形式であり、VAP完全適合、組織として独立した観測、実在する鍵の由来、信頼できる時刻、外部アンカーの成立を示しません。
変更・CI対象HEAD: vap-spec PR #1 · 3dea7ce88dbe7a0af22740602d17129dc80febaa · 自社CIの実行記録
vap-spec #39 · vap-spec #41 · evidect-site #22 · evidect-site #23 · evidect-site #24 · evidect-site #25
過去の結果と固定配布物を保持
10月30日の研究8件・53ケースの記録、以前のExplorer API 159件/GUI 26件、SDK Python 306件/TypeScript 140件、VAP-LAP、研究キットとBrowser Recorderの配布・試験記録は、その時点の成果として残します。今回の更新は説明と導線の追加で、現行規範・スキーマ・既存実装・署名済みデータ・固定配布物・K3を変更しません。医療AIのVAP #42は、この確認時点でDraft・未マージであり、本記事の実行実績には含めません。