VSO、研究証拠の保存・再検証とガイド訂正を公開
2026年10月30日18:25 JST時点の追加マージ8件(VAP PR #33〜#38、VCP Conformance Guide PR #3・#4)を紹介します。同日先に公開した研究5件とは別の追記です。実行したローカル実験、保存済み証拠の再検証、文書上の対応整理を区別し、各対象版と自社CIへリンクします。
研究段階 — 未採択・独立再現未成立
提案と実験的拡張は未採択で、第三者による独立再現は未成立です。Python 3.12/3.14の自社CI成功、保存証拠の再検証、日英の自動報告は、独立した新規実行や人によるレビュー、規範の採択、完全適合、本番保証、認証を意味しません。以下のローカル実験は、同じ管理者が環境・試験用の鍵・各役割を管理しています。
1. VAP #33:公開内容・開示・レビュー承認の結び付け
ローカルの文章編集履歴、生成したHTMLとAI利用開示、対象・有効期間を指定した別のレビュー承認を結び付ける実験です。事前記録と直前確認を経て、一度限りの公開処理と保存後の読み戻しを確認します。45テストメソッド、18/18の実ファイル操作シナリオ、18/18の保存証拠再検証が自社CIで成功しました。AI利用・承認鍵は合成の試験データで、実際のAIサービスや独立した人の審査ではありません。ゲート外の書き込みは可能であり、OS権限分離や全経路の制御は示しません。既存評価器の公開判定はREVIEWのままです。
変更と対象版: vap-spec PR #33 · 4d98e9531751f5a5c8e12550fab81eb0ee4e7592 · 自社CIの実行記録
2. VAP #34:範囲を限定した削除証拠
合成のローカルオブジェクト1件を対象に、署名付き要求・対象版・範囲・期限を確認し、事前記録、削除、対象の不在確認、署名付き完了証拠を照合します。54テストメソッド、18の実ファイル操作シナリオ、18の保存証拠再検証が成功しました。別コピーの保持、開いたファイルハンドル、再作成のケースにより、名前空間からの削除と普遍的な消去を区別します。遠隔サービスの削除、媒体消去、全コピーの消去は示さず、範囲外の結果はUNKNOWNです。
変更と対象版: vap-spec PR #34 · b72bbf05c912f5b87560f4c809298c7bbcaf05e4 · 自社CIの実行記録
3. VAP #35:元証拠53ケースとオフライン再検証キット
送信17・公開18・削除18の計53ケースの元証拠、要約、出所記録を保存し、固定したソースを含むオフライン再検証キットを追加しました。29テストメソッドと53/53ケースの保存証拠再検証が成功しています。配布物のハッシュはアーカイブの外で信頼できる値と照合します。これは既存証拠の再検査であり、各操作の新規実行や実行者の真正性の証明ではありません。10月24日の固定キットは変更していません。
変更と対象版: vap-spec PR #35 · 1553ff9729ceb30f3ff03513cead45c5b7abd1d9 · 自社CIの実行記録
4. VAP #36:証拠の出所を追える日英レポート
固定した53ケースを再検証し、根拠となる証拠に対応づけた日本語・英語の報告を自動生成します。37テストメソッド、53ケースの再検証、報告の再生成・一致確認が自社CIで成功しました。自動報告の作成を、人によるレビューの実施とは扱いません。人のレビューはNOT_PERFORMED、独立性と観測内容の真実性はNOT_ESTABLISHEDです。
変更と対象版: vap-spec PR #36 · 3e621d522c4e5f536c850aa1e17821328680bfe6 · 自社CIの実行記録
5. VAP #37:要求と証拠の対応・外部レビューへの引き継ぎ
提案23項目に対して27の対応関係を整理しました。16件は関連するローカル観測、11件は部分的な類似例であり、完全充足の件数ではありません。PB-06・IR-01・IR-02・XR-01には対応する実測例がありません。保存証拠の再検査、新規実行、導入環境の評価を分けた手順と空欄の報告様式を追加しています。これは文書・データの対応整理で、新たな実行試験や外部評価者による結果ではありません。三つの実験を統合済みの一連の運用とも扱いません。
変更と対象版: vap-spec PR #37 · 433f019513d991982fc6fb08bd4529808cc9f6a1
6. VAP #38:証拠収集サービスの停止と読み取り専用の復旧
別プロセスのループバック収集サービスを用い、送信前の永続記録、対応する署名付き受領証、最新の読み戻し、現在の認可を必要条件として確認します。応答を失った要求は復旧確認だけで再送せず、新しく明示的に認可された要求を必要とします。41テスト、18の実プロセス・通信シナリオ、18の保存証拠再検証が成功しました。収集側が受け取るメタデータの受領証は、送信本文の受領証や独立した観測ではありません。停電耐性、継続的な可用性、全経路の迂回阻止は未検証です。
変更と対象版: vap-spec PR #38 · 589d6b522c8d23261e9bfce1103784ac460c85ee · 自社CIの実行記録
7. VCPガイド #3:説明用SDKと実在するSDKを区別
過去のガイドにある「vcp-sdk 1.0.0」やvcp_sdkは説明用の名称であることを明示しました。公開されているveritaschain/vcp-sdkは、VCP v1.2を対象にした0.1.0のプレリリース・オフラインコアで、Pythonのインポート名はveritaschain_vcpです。ガイドに例示されたロガーやExplorerクライアント、適合性試験一式を提供するものとは扱いません。
変更と対象版: vcp-conformance-guide PR #3 · 0fc6d3d3ef75c92d9b8b7ee235a4f35119755057
8. VCPガイド #4:認証手順の歴史的記述を明確化
ガイドの認証手順は現在有効な制度ではない歴史的記述であると、日付付きで補足しました。VSO自身が申請を審査したり、認証を発行したりするものではありません。既存の歴史的本文は残し、現在の説明から有効な申請・審査制度があると誤読される表現を訂正しています。新しい認証制度の開始を告知する更新ではありません。
変更と対象版: vcp-conformance-guide PR #4 · 916cc716596a68dafca5e5173f2b561ed7c8cef9
過去の記録と試験の対象を維持
各実験のテストメソッド、シナリオ、保存証拠の再検証は数え方が異なるため合算しません。53ケースは既存の17+18+18の証拠であり、53件の新規実行ではありません。同日先の5件、Explorer API 159件/GUI 26件、SDK Python 306件/TypeScript 140件、VAP-LAP、10月24日の固定研究キットは過去の記録として維持します。このサイト更新は説明の追加に限り、現行規範・スキーマ・既存実装・署名済みデータ・固定配布物・K3を変更しません。